2008年5月24日土曜日
畑修行・・・調理用トマトの定植
5月24日
朝の風は心地よくそよぎ
畑修行には最高の日になりそうです。
8時50分「おはようございます」と、師匠の声。今日は少しお疲れかな???
張り切って身支度をしたのに「打ち合わせ会議=休憩」タイム。
農家さんは 太陽が東の空を朱色に染める頃、畑に出るのです。
9時頃にはだいぶ疲れもたまっているんですね。
さて本日は調理用トマトの定植です。
師匠は桃太郎もさることながら、クッキングぅー↑トマトの普及にも熱くなっていますよ。
ただ熱くなっている訳ではなく、全て目的があるんです。
・最近の料理離れのお若い方たちに、クッキングトマトをキッカケにして料理の楽し
さを知って欲しい
・味噌汁がおふくろの味であるように、これからはトマトベースもおふくろの
味にしたい。
(師匠 おふくろの味は、な~~んたって味噌だよ。)
そんな事も思いつつ、作業は進み、私は鼻歌まで出ていました。
事件はその時起きた・・・「ごめんなさい、ちょっと数え間違った様で・・???」
目の前に置いた苗はお引越し、更に植えた苗も掘り起こして植え替え・・・トホホホ
なんと びっくりよ!!! その時植えていたトマトのなまえは【ビックリオ】でした。(師匠の駄洒落で一瞬固まる。)
こんな楽しいハプニングもおこりつつ、3時間、4時間と顔の表情は変化します。
トマトの香りはハウス中に広がり、赤くなったトマトを頭に描いて、疲れを癒す私です。
4列中3列を植えなければ今日は帰れない。
「私の前には苗はない・私の後ろに苗は並ぶ」・・・達成感を味わうまでもう少し、
もう鼻歌は出てきませんが、高村光太郎の出現と共に、ゴールに着きました。
←カモミール
コンパニオンプランツは疲れた時の癒しになります。
←チャイブ
この日並んだ苗は、
お騒がせの ビックリオ・・・・トマトソースにむく
ビットリオ・・・・サンドウィッチ用
通称:札幌トマト
マグローブ→金成→新札幌
昭和のトマトで当時を思い出してくださいネ。
福寿・・・昭和30年代
東光・・・昭和40年代
達成感に浸り、ハウスを見渡し、かっこ良く帰宅するはずでしたが、
ハプニング無しで帰れません。
師匠に植え替えてもらったレタスの鉢をひっくり返し、大騒動。
師匠はまた直してくれました。
そして何処かに消えた私の帽子の捜索。
すでに諦めていたのですが、師匠は一生懸命探してくれましたよ。
感謝です。
しかし見つけたのは わ た し
美しい夕日を仰ぎながら家路へと・・・。
2008年5月21日水曜日
ゆめの郷で素敵な出会い
暴風の後の静けさ♪ とでもいいましょうか?
今日は、まーーったり気分の空模様でした。
しかし、まーーったりはしていられない、
16:00丁度に退社、(帰り支度をして時間を待つこと5分)大急ぎで制服からジーンズに着替え、
ゆめの郷へと車を走らせました。
味噌買いに・・・まだ我が家の手作り味噌は早いし、それにゆめの郷の味噌は私のお好みの味なんです。
それともうひとつの目的である【アピオス】の種いもを頂きに・・・
http://www.nikkoseed.co.jp/apiosu/sub165.htm
ここは農家さんでもあるので、いつも活気に溢れているみちこお母さん(ゆめの郷の代表者ですよ。)はハウスの中に・・・
ちょいと失礼して私も・・・
おおおおオオオオ このハウスは若さで漲ってる!!! ピチピチお嬢様達4人と、かわゆい僕ちゃんが1人。そして僕ちゃんのママ。
実はこの日、静岡の富塚中学校の生徒さん4人が、農家体験に来ていました。(この街はグリーンツーリズムの特区)
人見知りの知らない私は、もちろん4人に質問です。
畑体験は初めて?・昨日はトマトを定植・今日は夢のコーンの種植え・
そして、美しいお花の苗の草取り。
ハキハキと答えてくれてありがとね。●
質問タイムの後は ふっと右横の鉢に目が止まり、今度は僕ちゃんママに質問です。
苗を直販して下さるというので、桃太郎・きゅうり・レタス・バジルを買い、
バジルの小さい苗と
「からみつく うま味」のキャッチフレーズでお馴染のシシリアンルジュの苗も頂いちゃいました。
たぁ~~くさんいただいて し・あ・わ・せ!!!
帰りは お嬢様が横1列に並び、お別れの挨拶をしてくれましたよ。
そしてすっかり弟になっている僕ちゃんも・・・。
みなさん ありがとうございました。
2008年5月18日日曜日
畑修行・・・心と心をつなぐ紐
久々の畑修行ですが、お手伝いはほとんど無しです。
定植した苗はスクスクと育っているかな~?
トマトの詩人は(師匠)は元気かな~?
なんて律儀な自分を演じましたが、実は一番気になっている事があったのですヨ。
「あの紐は吊り終わったかな?」
あった!ヨー 紐が!
この紐、だだの紐ですが、ハート&ハートなんです。
師匠が農業の見習として勤めていた千歳フロンテアファーム、そこで全く農業知識の無い師匠に1から教えてくれたのがMさんです。
ある時は優しく、時には厳しく・・どこにでもありがちな修行だったのでしょうが、感謝の気持ちを強く持つ師匠は音信不通ながらも心に時を刻んでいたに違いありません。
今年3月のこと、ある講習会でMさんの奥様らしき方を偶然見かけ、再会・・・。(そこで新規就農3年目を告げる)
5月始めご夫婦で早速畑を訪ねてくださったそうです。
「嬉かったよ^^;」 師匠は自分のその言葉をかみ締めるかのように・・・。
(そろそろ紐が登場)
実はこのトマトの木を支える吊り紐はMさんのお教えなのだそうですが、その方法を取り入れていることに
とても・とても喜んでくれたようですよ。
少しの間、悲喜交々の思いが写しだされ、当時を懐かしむ会話に時を忘れ、
そんなMさんとの再会の様子をこみ上げる物を抑えながら話してくれました。
「トマトがあか~くなった頃又来てくれるって。」
師匠!自分の道を信じてよかったね☆☆☆
←ミニトマト定植のための穴あけ。
この時、丸く切れたシートを拾う作業を
率先して行う私・・・えらい!
でもね
この画期的な道具を使って
みたかったヨ。
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