2008年6月23日月曜日

畑修行・・・インカにめざめる

「師匠この次はどんな仕事があるの?」
「この次は後植えのピュアホワイトの間引きと草取りが有ります。」
「もっと変化のある仕事がいいんだけど」って思っても口には出しませんよ。
修行はそういうものと言い聞かせて師匠の畑に到着で~す。

ずーーーっと奥にいる師匠を呼んでも振り向かないし・・・これ以上 声を張り上げるのもしんどい!
だからといって そこまで歩く気にもならず、前もって聞いていた仕事に取り掛かりました。
「車の音で気がついているだろうし、内容が変わるのなら言いに来るだろう。」

怠慢な弟子。。。でも、こんなことではいけないよね~(反省猿)

それでこの日は予定の作業が終了後、お楽しみ野菜を眺めながらのお勉強です。

インカのめざめ・クリに似たお味で最近は人気を集めてます。粒は小さめで身は固めでしっかりしていますがホコホコとした食感は抜群。皮をむくと、黄色が甘さを感じさせてくれるイモですよ。
しかし、発芽率が悪いので種いもを切るときは、一つに芽を3つ程つけたほうが良いようです。
(他の農家さんも同意見でした。)
師匠はこの日、培土をしたようです。発芽後約3週間後の作業ですが
芋は暑さに弱いので温度調整をしたり、茎が芋となり、大きくなってきた時に土から出ると青くなり、毒素を持ちます。それを防ぐためです。その作業は2~3回するはず。(芋に関しては私の知識なので違っていたらごめんなさい)


ミニ大根とUPなしのブロッコリーはアブラナ科の食物。アブラナ科は虫がつきやすい野菜です。師匠は極力農薬を抑えるようにしているのですが、悲しいことに・・・。
大根には芋虫の幼虫、ブロッコリーはアブラムシ、
師匠は手で取ってつぶすのですが、私には無理無理絶対に無理。そこで言いたげな師匠「虫を嫌がる人は、有機野菜なんていっちゃいけないね・・・そこで私もちょっと一言!、しかし師匠に誤言無し。私はあくまでも弟子だよーーー。と思いながらも何かつかえているのです(笑って!)

ところで
芸の下手な役者の事を【大根役者】っていますよね。言い換えると【当たらない役者】。大根にとっては中毒をおこさない=あたらないと言う事でありがたいお言葉なんですね。煮物・漬物・生と用途の多い野菜です・・・・・はーい 余談でした

次回はえごまのお知らせですよ

 私の独り言・・・・暑くなってくると、つい熱くなり ついつい言葉も荒くなるけど、
            最後まで頑張ろう!!!

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