2008年6月25日水曜日

畑修行・・・これ何かな

今日も師匠こと、ファーム弦農園のお話ですよ。

今シーズン、トマト以外のメイン栽培なんだそうですが、



 エゴマです。オオバのようですが、同じシソ科です。
シソより香りは弱いものの、エゴマ独特の香りはぺリラケトンという成分なんだそうです。
エゴマって・・・???
実は縄文時代から食べられていたらしいのですが、油を取るための油脂植物なんです。
菜種油が使われるようになってからは、衰退したようですが、身体にはすこぶる良い食物なんですよね。

必須脂肪酸でもあるアルファ・リノレン酸が多く、植物油脂の中でもダントツ。
ガンや動脈硬化などの成人病・生活習慣病・視力障害の予防に効果があるといわれています。
最近の研究ではアレルギー病にも有効な事が解ったようです。
葉は天ぷらが一押し、厚みある葉なので後で独特の味わいが ジワーっと。
なじみ深いのは師匠より私の方かも?
  何故って?   それはさァー  人間長くやってるからだよn~
(これらは、私の独自調査によるものです。従いまして師匠からではございません。)

さァーてー!!!  忘れちゃいけないトマト達(o^ ^o)

ハウス内のトマトも3花房目が咲いています。
気温も上がり、湿度・温度管理は大切。
片方の扉は開けっ放しにしたようですが、それがちょっと遅かったため、カビのついた木が30本あったようです  (涙涙また
生食用の桃太郎ヨーク・1本の木で最低でも8花房は実を収穫するのですから、30本は痛いですね。

カビた所から先は栄養分がいかない、従って、3花房~4花房で打ち止め・・・淡々と話す師匠ですが、相当ショックだったはず。
まァー そんな事もあるよね。 元気出していこう!!!

そろそろ桃太郎も緑熟期~白熟期をへて色気づく頃でしょうか?
ウキウキしてきます・・・。

2008年6月23日月曜日

畑修行・・・インカにめざめる

「師匠この次はどんな仕事があるの?」
「この次は後植えのピュアホワイトの間引きと草取りが有ります。」
「もっと変化のある仕事がいいんだけど」って思っても口には出しませんよ。
修行はそういうものと言い聞かせて師匠の畑に到着で~す。

ずーーーっと奥にいる師匠を呼んでも振り向かないし・・・これ以上 声を張り上げるのもしんどい!
だからといって そこまで歩く気にもならず、前もって聞いていた仕事に取り掛かりました。
「車の音で気がついているだろうし、内容が変わるのなら言いに来るだろう。」

怠慢な弟子。。。でも、こんなことではいけないよね~(反省猿)

それでこの日は予定の作業が終了後、お楽しみ野菜を眺めながらのお勉強です。

インカのめざめ・クリに似たお味で最近は人気を集めてます。粒は小さめで身は固めでしっかりしていますがホコホコとした食感は抜群。皮をむくと、黄色が甘さを感じさせてくれるイモですよ。
しかし、発芽率が悪いので種いもを切るときは、一つに芽を3つ程つけたほうが良いようです。
(他の農家さんも同意見でした。)
師匠はこの日、培土をしたようです。発芽後約3週間後の作業ですが
芋は暑さに弱いので温度調整をしたり、茎が芋となり、大きくなってきた時に土から出ると青くなり、毒素を持ちます。それを防ぐためです。その作業は2~3回するはず。(芋に関しては私の知識なので違っていたらごめんなさい)


ミニ大根とUPなしのブロッコリーはアブラナ科の食物。アブラナ科は虫がつきやすい野菜です。師匠は極力農薬を抑えるようにしているのですが、悲しいことに・・・。
大根には芋虫の幼虫、ブロッコリーはアブラムシ、
師匠は手で取ってつぶすのですが、私には無理無理絶対に無理。そこで言いたげな師匠「虫を嫌がる人は、有機野菜なんていっちゃいけないね・・・そこで私もちょっと一言!、しかし師匠に誤言無し。私はあくまでも弟子だよーーー。と思いながらも何かつかえているのです(笑って!)

ところで
芸の下手な役者の事を【大根役者】っていますよね。言い換えると【当たらない役者】。大根にとっては中毒をおこさない=あたらないと言う事でありがたいお言葉なんですね。煮物・漬物・生と用途の多い野菜です・・・・・はーい 余談でした

次回はえごまのお知らせですよ

 私の独り言・・・・暑くなってくると、つい熱くなり ついつい言葉も荒くなるけど、
            最後まで頑張ろう!!!

2008年6月19日木曜日

畑修行・・・はそこそこにして

ひと月ってこんなに早く過ぎ去るものなんて今更感じるのもおかしいかな?
止める事の出来ない時間をもっと有意義に過ごさなければ・・・と思っているのですが・・・中々??

雨が少しちらつく中、師匠の畑に足を運びました。
今日は午後から草取り作業の様です。
クローバーに葉ダニがついていて、エキスをすいつくし白く変色しています。
そして次の栄養元を求めてトマトの葉につくそうです。そうならないように除草は欠かせません。
師匠は白変を農薬と間違えないで欲しいといってました。

湿度の多い日はわき芽を取ったり、トマトの木に触る作業は避けるそうです。
理由はカビの原因を作るからだそうです。


順調に生育してる
ミニトマト・ズッキーニ・えごまだ^^よ。


最近楽しい時間を持てなくて悶々と過ごしていました。
このへんで ぱあ~~~と!!! 旨いもの食べに行こう。
お嬢は休日。そうだ! 癒しの達人シェフのお店にしようよ。
これが直ぐ決定。
畑の洋服から、お出かけ用の普段着(?)に着替えて 『しゅっぱーつ』

札幌市地下鉄菊水駅3番出口から30秒(シェフタイマーで)に『OSTERIA Trippa』はあります。
癒しのオーナーシェフ=野菜ソムリエ

いつもの挨拶「チャオー」  とシェフ。
ひろさんもいつもの笑顔で迎えてくれました。

前菜
なすにトマトソースをのせて・メロンと生ハム・トリッパとポテトを絡めたもの
『トリッパ』って?
牛の第2胃袋のことだそうです。はちの巣に似ています。




野菜ソムリエサラダ
赤井川のジャンボホワイトアスパラも一緒に
(甘くてシャキシャキ感が大好き)

食べかけで形が崩れてますが・・・。




お嬢のお気に入り
トマトとリコッタチーズのパスタ。








鹿肉の煮込み
黒粒のスパイスは個性的な
一味を楽しませてくれました。





そして、本日のメインとなったのはこのカプチーノです。

翌日誕生日の私にシェフからの贈り物で~す。

もう年を数えたくはないのですが
嬉しいことがあると
「まぁー やはり誕生日って嬉しいわ」・・・本音です。



「お疲れのようですね」と気を使っていただいたけど
今日もトリッパシェフの愛情プラス料理にすっかり元気になりました。

陽気に年を重ねることができましたよ~~~ん☆☆☆

     (大事な一言・・・夫は出張です。)

2008年6月16日月曜日

なんとなくドライブ

           長沼~美笛峠~大滝村~洞爺湖温泉~230号線ルスツ
           警察に見守られて(?)の安全ドライブです。



            黒い自販機! はじめて見たよ
        このあたりの田んぼは少しちがう。  パーツ毎に防風林が有るよ。
            いきなり大滝村にきました。三段滝です。
            マイナスイオンの三段滝です。ここから離れられない            我が家のお嬢も朝早く起こして連れ立ちです。
            目覚めは悪かったのに結構乗り乗りですよ。
かわいいお店ですよ。近くに野菜の直売してて、生しいたけ(軽トラから降ろしたて)とキムチお買い上げ。キムチは最高でした。            ここは伊達市壮瞥町の道の駅道の駅で売っていたオロフレトマトは温泉の源泉を引いてハウスの温度を管理してます。3月~7月上旬まで販売しているそうです。これはハネ品だけどトマトだーーって感じです。           久しぶりの本店            昭和新山もかなりお久しぶりです。           やっぱりいいよ・・・洞爺湖は・・・(ドキドキ ワクワク)            サミット近し  230号線がす^^^っとだったね。    あれれ??道の駅になってるよ。直売所のおばに会いに来たのにいない。
            畑のビニールは海の様。
        実家に到着です。今日は風も程よくて、沢山来ていましたよ。


直ぐ近くの同級生の真ちゃんの会社で作ってるアスパラ。ホワイトアスパラは土盛りをして、土の中のものをとりますよ。初めての人には難しいかな???
ぶどうの葉は天ぷらで食べます。実に美味しいです。

2008年6月13日金曜日

畑修行・・・モミガラまき

さて今回はモミガラをまき散らして参りました。

その前に、除草をしなくては・・・
しかし、どこに草があるのか?・・・というほど綺麗。
師匠は   ここに  
       ここにも  
       又あった
草を取るというより、草を何とかして探して取る。
これぞ『ファーム弦流』なのだ。

実は もみがらを撒いた後は、除草がし辛くなるからなんです。
その姿・・・はいつくばっての草探し(もちろん オーバー)


ここで又私は失敗(悲)
除草の最中にトマトの葉っぱを触ってしまったのです
「 トマトには触れないほうが良いかもしれないです。虫がつく場合もあるので・・・」

師匠は良く観ていますよ^^
まぁーーこの弟子の性格をよくご存知ですから/
目が離せないのかもしれません。

でもチャ~~~んと守りましたぞ☆☆☆

そして
明日の師匠の為に 仕事を残して終了です。




路地には新顔がお行儀よく並んでいました。
アヤヒメ・クリヒメ・ハロウィンの小玉かぼちゃです。
栽培・生育条件は同じなのですが、
アヤちゃんは チョピッと背丈は低そうです。


















2008年6月11日水曜日

畑修行・・・望郷の念

ガソリンの値上げ、破竹の勢いで伸び続けていますが、通勤は歩くことに決めました。
歩くって、健康にいいだけではないですね。マッハでは覗けないものが見えます。
といっても、覗き見ではないよ。
ゆっくり流れる雲・家々の庭園・子供の声・・・ま~だまだ・・・素敵なことがいっぱいです。

そんなお天気の良い日、
師匠のハウスの子供達の着果状況を把握しに行かなくては!
ファーム弦までまりちゃん号は快適に走りま~す。

<<<師匠は葉水作業中>>>

鉢の苗は少し脱水状態、腹筋のない人に見えます。
1時間→水を得た魚ならぬ、水を得た苗(そのままかな)

<<<本日最初の仕事>>>  
ハウス内の通路の草取り!!!
それなら指導がなくても大丈夫   と
ハウスに入って見ると「雑草がないじゃない」と独り言。
しかし、そこは探すのです、むりくりに。。。

その訳は次回ですよn~~。

<<<ピュアホワイトの間引き>>>
師匠曰く、「畑らしい仕事がいいね」という事になりました。

しかし、師匠の話はなぜかトマトへと走るのです。
目の前に美しく並ぶサンチェリースマイル(ミニトマト)を見つめながら、
「ミニトマトはどの品種にしようか、と悩んでいたら、埼玉が目に入ってね、私が自転車を乗り回し、遊びの範囲内に種苗会社があった事を思い出して。そこのトマトなんです。」 (自分の生まれたところだろ、このトマトに決めろよ)って言われているようで決めたんだよ。」
師匠の心は、しばし、生まれ故郷の埼玉県に里帰りをしていたようです。


<<<そこで見たものは>>>  

HNMAの方のサイン入りです。元気に育ってますよ。


<<<次は補修講座>>>


芯のないトマトですが、どうやって伸びるの?
これはわき芽からわき芽とのばし、一つのわき芽に3段着果します。
師匠は気が付かなくて、何本かは芽を摘んじゃった。
   弘法にも筆の誤り   サルも木から落ちる   他にはなかったかなァー
これがもし 私 だぁったぁらぁー、  ゼ~~~ンブ ポッキン ポッキン でしたねぇ。 

この品種は毎度お騒がせのビックリオ!!】でした。

この日の失敗も 笑って無事終了です。

2008年6月9日月曜日

畑修行・・・ぶんぶんまる

師匠のハウストマトも2段目の花が出揃ってきましたよ。
そろそろ花粉をつける頃です。

そこでこの日の修行>>>前日に師匠は「明日は、もしあったら電動歯ブラシを持参してください」って。
「スポンジを先に巻いてきて。」
なにが始まるのか・・・面白いぞーーー。(と、言いながらも実は知っていましたが)

花粉を飛ばす為の道具なのですが、
自作の物を使った方が価値があると師匠は言うのです。
これって、小学生の体験学習??? (私、と~~~っくに卒業してるよ)

専用のものはぶんぶんまるといいます。~~はちさんが飛んでる~~

専用は結構お高くて5千以上、しかも振動が荒い
<私作ぶんぶんまる>は微振動の高性能・お値段が3800円位かな?
ちょいと自慢気にお話したら歯には微振動が良いけどトマトにはほうがいい様ですね?」
と、一応遠慮がちに(しかしはっきりと)教えてくれましたよ(汗)

これを2~3秒間、花の先端部に軽く乗せるだけ・・・。
西洋マルハナバチはいりません。トマトトンも買わなくていいんです。
間違って、同じ花に何回ぶんぶんしても害はないですよ!!

【地球環境の為にもこれお薦め】